回転水槽
HMT-RV-S |
概要
この装置は、回転系における周囲水・水塊の挙動を調べるもので、回転テーブル、実験水槽、溶液供給装置で構成されます。
任意の速度で回転する回転テーブルに搭載した水槽内に密度成層を形成させ、定量的及び定性的に実験を行うものであります。
テーブルは、回転速度変動による境界条件に乱れを生じないサーボシステムで駆動されます。動力用及び信号用スリップリングを備えており、造波装置や加振器、トラバース装置や加熱ヒーター等多様な機能が増設できます。
また、脱着可能な撮影架台を備えており、直交方向任意位置に
カメラを取り付けることができます。
実験水槽は、円筒型で観測窓付ステンレス製が標準装備されます。溶液供給装置により、塩水その他実験水を回転水槽に供給できます。 |
|
|
仕様
テーブル寸法 |
φ2,200mm
水平精度;±1mm以下(回転時) |
許容搭載重量 |
3,000kg |
回転周期 |
10〜600sec
精度;±0.5% |
駆動装置 |
ACサーボモーターシステム
AC200V 2.2KW |
実験水槽 |
φ2,000mm×800mm(変更可) |
溶液供給装置 |
水槽;φ2,000×1,000mm ステンレス製
ポンプ;25A 100?/min
AC 200V 0.4KW
撹拌装置; AC200V 0.4KW |
撮影架台 |
アルミニウム製
カメラ固定;直交半径方向 P100mm |
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。 |
|