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遠心力模型実験装置
CFL-200・・・・500
実用新案登録 登録第3044958号
登録年月日 平成09年10月29日
考案の名称 遠心力載荷装置リアルタイム連続観測装置
概要
 この装置は、地盤・土木構造物模型実験において、幾何縮尺模型実験では、無視せざるを得ない
動力系の相関関係を再現し、地盤構造の合理的安定相似解析を行うものであります。
 この装置は、回転アーム先端に取付けたスイングタイプ試料容器に、最大200Gの重力加速度を
負荷し、模型に生じる変形挙動を各種計測器で計測し、また、試料容器に固定したCCDカメラにより
リアルタイムでモニターすることができます。
 さらに本装置は、降雨装置や加振装置の増設が可能で、それらを制御することにより、降雨や
地震が複合的に作用する各種地盤構造物の挙動を調べることができます。
 模型地盤の変位・荷重・水位・関隙水圧・土圧・加速度等のデータを数値的に取得する為、
主軸回転と同期するラックテーブルを備えており、各種計測器のアンプ類を搭載し、電気信号に
変換された測定諸量を、スリップリングを介して外部に出力します。映像データは、UHF送信機
により電波送信されリアルタイム連続画像としてモニターでき、パソコンやビデオレコーダーに記録
することができます。
 装置の操作性・安全性に万全の対策を講じると共に、騒音や振動の低減に留意しております。
特長
 C.C.D カメラ送信システムによるリアルタイムモニターを採用しました。ビデオシステム・画像処理装置併用により、映像データ処理は長足の進歩を遂げました。
 高精度多極スリップリング、動力電源用スリップリング、空圧・水圧・油圧用スイベルを全機種に装備することかでき、種々の荷重条件、水位制御、振動試験等豊富な実験が可能であります。
 UHF・TV による映像モニター、荷重、変位、間隙水圧、土圧、加速度、水位、その他多種の計測データのパソコン伝送、遠隔制御システムにより、計測室からの遠隔実験ができます。
仕様
チャンバー(回転室) 直径2250mm×高さ1000mm(内寸)
両開きドアー付 天蓋着脱式
試料容器 有効寸法120(W)×350(L)×250(H)mm
スイングタイプ、両面硬質ガラス、給・排水付
回転直径 1600mm
回転数 0〜600rpm
加速度 10〜200G
電動機 AC サーボモーター AC200V 3.71kW 2000rpm
鉛直荷重負荷装置 応力制御及びひずみ制御 0.05〜5mm/min
負荷容量 5kN(絶対荷重)
計測要素 回転数の加速度 鉛直荷重、変位、水位、土圧、間隙水圧
制御盤 回転制御、荷重負荷制御、水圧制御
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
附属装置
・油圧ユニット、水圧ユニット、データ収録処理システム
・油圧発生ユニット、水圧発生ユニット
・データ収録処理システム、画像処理システム、
・ビデオ装置

主な納入先
・九州工業大学 ・熊本大学
・農林省農業土木試験場  
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