トラバースシリーズ
 
概要
風洞水理実験装置の自動データ収集システムに欠かせない最適な各種トラバース装置をご紹介します。
・測定器・試験体模型を実験域の任意の位置に移動させる「トラバース装置」は、仕様流体や実験目的さらに測定器の種類により、
多種多様のものがあります。
・風洞実験におけるトラバース装置は、風洞内に装備するIA 型と、風洞外部に設置されるOA 型があります。
・IA 型は熱線流速計やピトー管のように流れの中でダイレクトに測定する場合に使用されます。
・1 方向移動の単機能型「トラバース装置」、単一断面をX-Y 座標に移動する「二次元トラバース装置」、さらに断面移動が行える「三次元トラバース装置」または、ブローブ・模型に回転面を与えるIOA 型もあります。
仕様 トラバース装置
移動方向 1000mm(X 軸)
移動装置 X軸 モータ 5 相ステッピングモータ
(7.2 ギヤー内蔵)
ボールネジ 20φ×リード10
ガイド リニヤガイド



仕様 二次元トラバース装置
移動方向 1500mm(X , Y 軸)
移動装置 X軸 モータ 5 相ステッピングモータ
(3.6 ギヤー内蔵)
ボールネジ 20φ×リード10
ガイド リニヤガイド
Y軸 モータ 5 相ステッピングモータ
(7.2 ギヤー内蔵)
ボールネジ 25φ×リード10-2 本
ガイドシャフト 30φ-2 本
ダブルスクリュードライブ(べべル同期)



仕様 三次元トラバース装置
移動方向 150mm(X , Y , Z 軸)
移動装置 X軸 モータ 5 相ステッピングモータ
(3.6 ギヤー内蔵)
ボールネジ 20φ×リード10
ガイド リニヤガイド
Y軸 モータ 5 相ステッピングモータ
(7.2 ギヤー内蔵)
ボールネジ 25φ×リード10-2 本
ガイドシャフト 30φ-2 本
ダブルスクリュードライブ(べべル同期)
Z軸 モータ 5 相ステッピングモータ
ラック・ピニオン機構20mm/s



駆動装置
 ・低トルク(ステッピングモーター)から高トルク(サーボモータ)までの対応可能
 ・パネル型設定器により225 通りの移動量や運転速度が記憶されます。
 ・光電式原点位置検出により高精度な位置決めができます。
 ・外部パソコンとの接続ができます。(オプション)

一軸トラバース駆動装置

二軸トラバース駆動装置

三軸トラバース駆動装置
共通仕様
位置制御指令 パルス列入力
最大入力パルス周波数 250kHz
保護機能 次の保護機能が作動した時アラーム信号を出力し、モータを自然停止させます。
過熱保護、過負荷保護、過電圧保護、速度差異常保護、過電流保護、速度過剰、
EPROM データエラー,センサーエラー,アラームクリア,システムエラー
制御内容
制御軸数 1〜3 軸
位置決めデータ 設定数 15 バンク×15 ステップ
設定方式 インクリメンタル(移動量指定)方式
アブソリュート(座標値指定)方式
設定方法 データ設定器により設定
位置決め制御 移動量設定範囲 インクリメンタル方式 1〜16777215 パルス
アブソリュート方式 -8388608〜+8388608 パルス
起動パルス速度設定範囲 10Hz〜200kHz
運転パルス速度設定範囲 10Hz〜200kHz
加減速レート設定範囲 0.1〜1000.0ms/kHz 0.1ms/kHz
パルス出力方式 2 パルス出力方式
制御モード 位置決め運転(インデックス運転)
機械原点復帰運転(ホーム運転)
連続運転(スキャン運転)
停止、モータ電流オフ、アラームクリア
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
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