人工間節シミュレーター
HES-S-4
概要
 この装置は、膝間節試験用供試体に対し、任意の荷重、変位、速度をもった鉛直荷重、揺動(屈折)捻り前後動の四次元応力を与え、人間工学的見地より人工軟骨、人工間節の疲労、挙動を検証するものであります。
 供試体は、底部台座及び上部アタッチメントにカラーナット、テーパーシャフトで簡単に取付けられます。
 供試体をセットされた台座が、シリンダー(B)の上昇により上部にフィットされた後、所定の周期、強さの応力を負荷します。
 同時にシリンダー(A)により回転(捻り)が、シリンダー(C)による揺動フレームの駆動により任意の屈折角をもった揺動が与えられ、これらA,B,C の状況を制御しつつ、テーブルが前後動するものであります。
 鉛直応力はロードセル、捻り回転量及び前後動は変位計、揺動角はポテンショメーターで検出し、パソコンにフィードバックされます。
 応力制御、変位制御のモード切換時に発生する誤作動は、バンプレス回路の採用により修正され、スムーズな切換えが行えます。



仕様
サーポシリンダー
常用使用圧力 5Mpa
最高使用圧力 7Mpa
シリンダー内径 30mm
ロッド直径 15mm
ストローク 50mm
シリンダー速度 8〜300mm/sec
作動油 ISOVG32
形式 センタートロニオン・両ロッド
サーポ弁 3F-7.5L-30-0.7-101(東京精密測器製)
※機能、性能向上などのため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
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